2013年5月20日月曜日

交通事故後の症状について

知ることで回避できることがあります。


知らないということは案外怖い事です。
解っていなければ、しかるべき対処が取れないものです。
簡単ではありますが、下に症状や代表的な疾患の説明をしておきました。
もしもこの症状・疾患一覧が、あなたの助けになりましたら幸いです。

動かすと痛い


手技療法が有効です。

s安静にし、急性炎症が治まった後は手技療法が有効となります。
ただし、脊椎全体と怪我の治る過程を考慮して施す必要があります。

安静時痛い。


固定と薬、特殊電療が有効です。
安静時にズキズキと痛みがあるという時、主に考えられるのは二つです。
何らかの炎症がある
炎症の出所を十分に検査し、しかるべき対処をする必要があります。
一般的には固定と投薬(痛みどめ)、アイシングが有効です。
パンダ整骨院ではこういう人向けに特殊な電気治療を導入してあります。
痛みがその場で減少します。
②炎症反応以外で神経を刺激している
何が神経を刺激しているのか注意深く判断する必要があります。
その原因如何によっては他院を紹介することになるかもしれません。

痺れる。


関節・筋肉・神経どれも可能性があります

筋肉が神経を圧迫してしまったり、関連痛といって関節や筋肉の損傷が離れた場所のしびれや痛みとして感じることがあります。
実際に神経を損傷している方は稀です。
そして、その大半は手技術療法で対応可能です。
ただし、検査も施術もかなり注意深くする必要がありますので技術力に差が出ます。

身体が重い。


筋肉と関節の治療で大半は改善します
身体が重い理由は3つあります。
・1つは筋肉の働きが悪い
・2つ目は自律神経の影響
・3つ目は血流の問題です。
そのどれもが筋肉の働きと切っても切れない関係があります。
そして筋肉の働きは関節の動きを作ります。
この関節の動きがおかしいと時間をかけて関節を破壊します。

筋肉が張る。


怪我の影響と歪みの影響です
捻挫による関節の不安定性が原因になることが多いです。
そして筋肉に傷ができると筋肉が張ってきます。
感覚的には凝ってきます。(コリですね)
そして通常、背骨や骨盤の歪みが増すので筋肉の張りは強くなります。
マッサージと整体・カイロ(ソフトなボキボキ言わさないテクニック)が必要です。

不安


鬱になる人すらいらっしゃいます
交通事故に遭った方というのは兎に角不安です。
その不安も鬱の引き金になります。
が、しかし、もっとも大きいのは頚部(くび)の状態です。
手技療法の世界では、昔から軽症うつと頚部の結びつきが大きいと言われています。

むち打ち症


簡単に言うと特殊な捻挫
車での追突事故などの際に、首や背中に衝撃がかかり、 首がムチのようにしなることから生じるので、むち打ち症と呼ばれています。
事故当初は、自覚症状がなくてもしばらくしてから、さまざまな症状が現れることもあります。
その怪我の度合いも、非常に軽いものから、後遺症を残すものまで様々です。

むち打ち症について

むち打ち症は首の正常な可動範囲を超えてしまうことで、首の関節の靭帯や筋肉が傷ついて、 首や背中の痛みなどが現れます。

むち打ち症の原因

車の追突などの交通事故により生じることが多いのですが、体操やスノーボードなどのスポーツによって 起きることもあります。

頸椎捻挫型


整骨院の得意分野
通事故治療、むち打ち症治療の分野において約80%を占めるのがこの頚椎捻挫です。
むち打ち症は、正式には「外傷性頚部症候群」や、「頚部捻挫」などといいます。
首の筋肉や靭帯などが損傷され、首、肩、背中の痛みや運動制限が起きる症状です。
整骨院では本来捻挫への対応が専門業務です。

神経症状


交通事故の衝撃により、首や腰の脊髄神経が圧迫され、損傷する事があります。 背骨から外に出ている場所で損傷すると神経根症状型が出ます。 背骨の中で損傷すると脊髄症状型が発症します。 脊髄症状型は病医院で検査が必要です。
神経根症状型
頚椎から出る神経が圧迫されることにより、首の痛みや頭痛、腕のしびれやだるさ、筋力低下するなどの症状です。
脊髄症状型
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。  また、膀胱直腸障害が生じて、尿や便が出にくくなるケースもあります。

バレ・リュウ症候群


自律神経の機能障害
一言で言うと頚部の障害で自律神経が機能障害を起こしたものです。
治療法として星状神経節ブロックという治療があります。
星状神経節ブロックというのは首の前面の奥にある神経の塊にブロック注射(簡単に言うと麻酔)をする事です。
場合によっては専門の病医院に掛かる必要があります。

後部交感神経の損傷や圧迫によって頭にいく血流が低下することで、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、眼の疲労・・・ などが起こる症状です。

脳脊髄液減少症。


重傷疾患です
一時的に髄液圧が急上昇し、その圧が下方に伝わって腰椎の神経根に最も強い圧がかかり、クモ膜が裂けると考えられています。
脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩で、いわゆる不定愁訴がそれに当たります。初期には頭痛が特徴的です。
また、これらの症状には天候に左右される特徴がみられ、ことに気圧の低下により症状が悪化します。
詳しくは専門サイト(下記リンク)をご覧ください。
ブラッドパッチという方法での治療があります。
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腰部捻挫


軽いものは腰に違和感がある、少し腰が張ってる感じがするといったものから、座っているだけで腰から背中にかけて痛む症状、お尻から足にかけてがしびれてくる、重いものではまっすぐ立てない、痺れが強くて眠れないといった症状を訴えられることがあります。
軽い症状でも油断は禁物です。
私は、交通事故治療、むち打ち症の治療を行うにあたっは症状が軽くても3ヶ月程度様子を見たほうが良いと考えています

※後から症状が出てくることもあるので、まずは診断を受けることをおすすめします。
誰も分かってくれないこの痛み。しっかり・ていねいに治療すれば、つらい症状は必ず改善します。
面倒な事務処理の悩みも、私達専門院や弁護士・行政書士のサポートがあれば安心して治療に専念していただけます。
 

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